レーシックではないオルソケラトロジーとは?

オルソケラトロジー

オルソトラケジーの語源はギリシア語で、角膜矯正額を意味します。オルソケラソロジーは、特殊なコンタクトレンズ装着することにより、角膜を矯正し、視力の回復をはかります。

最大の特徴は、レーシック手術とは違い、手術をせずに視力回復の効果のある点です。

オルソケラトロジーを使用する流れ

オルソケラトロジーを使用する際には、まず眼科へ行きます。そこでの細かな診察を受け、オルソケラトロジーが使用できるかを検査してもらいます。

医師から使用できると診断されれば、眼科から出してもらったコンタクトレンズを装着します。ここで、テスト期間となります。

コンタクトレンズを装着し、数時間から一日の間様子を見て、再度診察を受け、問題がなければ、オルソケラトロジーによる視力回復を開始します。

オルソケラソロジーを使用するのは、夜が良いと一般的に言われています。夜にコンタクトレンズを装着し、昼間レンズを装着しない時間も、回復した視力で過ごせるようになっていきます。

コンタクトレンズを装着する準備としましては、まず専用の眼薬をさし、コンタクトレンズを専用の液につけてから装着します。

テスト期間が終わっても、定期的な診察を受けることにより、合併症が防止できますので、オルソケラトロジーを開始した後も、定期的に診察を受けるようにすることが重要です。

オルソケラソロジーは自由診療

オルソケラソロジーは、自由診療となり、保険が適用されません。また、ケア用品も同時に購入しなければなりません。

ただし、眼科の方では、すぐに全てを購入というのではなく、おためしコースなどを用意しているところもありますし、費用の中には、処方後から例えば三ヶ月以内などの期間内の検査費用も込みとなっているところもあります。

詳細につきましては、眼科に問い合わせてみるとよいでしょう。

レーシックとの比較

オルソケラトロジーは手軽な反面、視力が回復しているのはあくまでも一時的なものです。この点レーシック手術は、一度受けてしまえばその効果は半永久的に続きます。

また、強度の近視や乱視はオルソケラトロジーでは矯正しきれませんので、この場合はレーシックを受けなければ視力は回復しないと言えるでしょう。

オルソケラトロジーでは手術の必要はありませんので安全ではあります。ですが効果はその分弱く、レーシックと比較するときは様々な要因を考えて選ばなければなりませんね。